仕事と過労死
仕事からの過労死は、昨年の2014年にも色々と話題やニュースで出てきましたよね。
若い命、大事な命が仕事の過酷さから短く断ち切られてしまうケースは
聞いていてとても悲劇的ですし、
無くなった人の家族や友人の無念さは想像もつかないものだと思います。
日本の残業時間は他の国と比べて、圧倒的に多いのではと思います。
残業時間の「過労死ライン」と呼ばれるものが月平均80時間とされているそうですが、
年々増えている過労死した人の残業時間を見てみると、
月90時間、またそれを越えるほど残業していたケースが目立ちます。
日本の会社社会のあともう一つの特徴は、
断りづらい会社後の飲み会の付き合い、接待などではないでしょうか。
楽しいはずの飲み会も、
上司や会社のお客様と一緒ならストレスになる場合の方が多いですよね。
日本人の忍耐強さにびっくりすると共に、
これほど仕事に時間と体力を費やして、その挙句に代えのきかない命を落としたり、
たとえ死にいたらなくても体調を壊したり精神的に病気になったりするのは
とても残念なことだと思います。
過労死防止の対策として、今行われているのが国民の祝日を増やしたり、
残業時間の設定を見直したり、有給を従業員がちゃんと使うように
会社が誘導したりする対策が行われているようです。
従業員のほうも自身の労働時間に無理がないか、いまひとつ見直すのも大切かもしれません。